まえがき
「こうなると分かっていたよ」というバイアス(認知の偏り)を補正するためには。
リスト
- 謙虚になる。「すべての結果には原因がある」という格言は真実かもしれないが、われわれが知り得たり、コントロールできたりする原因は、ほんの一部である。
- ある結果を出すための原因となり得ることをできるだけ挙げる。そのうえで、知っていること・コントロールできることと、そうでないことに分ける。そうすることで上記が実感できるはず。
- 「経験者のアドバイス」に注意する。経験者の体験と、彼(女)がそこから引き出した教訓を注意深く聞き分ける。後者には「後知恵のバイアス」がひそんでいる。
- 論理的な問題解決や意志決定の方法論を学ぶ。
- 意志決定の過程を書き留めておく。自分なりにより良い意志決定のあり方を考え、改善を重ねる。
あとがき
読み物 – 265. 「後知恵のバイアス」に立ち向かう – 起-動線 より。
(参考−上のコラムで引用されている書籍)
- タイトル: 経済は感情で動く : はじめての行動経済学
- 著者: マッテオ・モッテルリーニ(著)、泉 典子(翻訳)
- 出版社: 紀伊國屋書店
- 出版日: 2008-04-20