まえがき
『あなたが体重を落とすことに苦労しているのなら、あなたはきっと食と食べ物に対して、スリムな人たちとは異なった考え方をしているはずです。』
リスト
- 食への欲望を「空腹」と混同する ~ “食べたい”というどんな欲求にも「空腹感」という名前をつけてしまう
- 空腹感に対して忍耐力が低い ~ 空腹感を緊急事態としてしまい、「食べなくては!」と焦ってしまう
- お腹いっぱいのときの感覚が好き ~ 食後の過剰な満腹感を「普通だ」と思っている
- 自分がどれだけ食べたかをごまかす ~ 食べた量から目をそらす、言い訳をするなどして自分をだます
- 食べることで自分を慰める ~ 悩んだりすると、食べることで気晴らしをして自分をなだめる
- 体重が増えると、もはや方法も希望もないと感じてしまう ~ 食べ過ぎると、破壊的な思考や混乱に自信をむしばまれる
- 不公平、という問題にこだわってしまう ~ 自分だけが食べられないのは不公平だと思ってしまう
- 体重を減らせたらすぐにダイエットをやめてしまう ~ 体重が減ると古い食行動に戻してしまうため、リバウンドする
あとがき
まえがきを含めて、ジュディス・S・ベック『認知療法で二度と太らない心と体をつくる: ベック式ダイエット練習帳』より。「~」より後は本文からの要約・引用です。
認知療法でベックといえば……そう、著者は認知療法の父といわれるアーロン・ベックの娘さんで、本書にもアーロンパパが序文を寄せています。認知療法の父の子は、認知療法の何と呼ぶべきなんでしょうね。
- タイトル: 認知療法で二度と太らない心と体をつくる:ベック式ダイエット練習帳
- 著者: ジュディス・S・ベック(著)、大野 裕(監修)、坂本 玲子(翻訳)
- 出版社: 創元社
- 出版日: 2012-12-05