まえがき
ダイエットを、よく考えず慢性的に試している人の特徴だそうです。
リスト
- 【心】食物の摂取について警戒心が強く、食品ラベルを詳しく調べる。
- 【心】食べ物を「良い」または「悪い」に分類する。
- 【心】健康に良いということよりも、減量を念頭にして食品を選ぶ。
- 【心】ダイエットを始める前に大量に食べ、ダイエットなどほんの短期間しか続かないことを確信している。
- 【身体】次々と新たなダイエットをとっかえひっかえ繰り返すため、常に体重が上下に変動している。これは長期的にみて非常に不健康である。
- 【身体】絶食し、食物摂取を不健康なレベルまで切り詰める。
- 【身体】自分の身体が望んでいることに耳を傾けない。
- 【思想】カロリー、一人前の料理の分量、ダイエットのコツについての情報をたくさん知っている。
- 【思想】栄養的な必要性を無視する。
- 【思想】自分には達成すべき理想の体重があると信じている。
- 【思想】しきりに食べ物について話し、考える。
- 【思想】食べるという経験、もしくは喜びよりも、食べ物のカロリー的な価値についてより考える。
- 【感情】自分の身体を太っていると感じ、不満を示したり嫌悪感を抱いている。
- 【感情】食事行動に左右されて気分が動揺する。
- 【感情】ダイエットの決まりを破ると罪悪感に駆られる。
- 【感情】他人の身体を検証し、しきりに鏡をチェックする。
- 【感情】ダイエット用の食事以外のものを食べると、まるで不正を働いたかのように感じる。
- 【感情】自分の体型をなかなか受け入れることができず、誰かほかの人の身体を得たいと思っている。
あとがき
『食も心もマインドフルに―食べ物との素敵な関係を楽しむために』より。マインドレスな食事のスタイルとして、このリストに挙げた「慢性的にマインドレスなダイエットをしている」のほか、「マインドレスに食べる量が不足している」「マインドレスに食べすぎている」「マインドレスに混乱した食事をしている」という分類がありました。
- タイトル: 食も心もマインドフルに―食べ物との素敵な関係を楽しむために
- 著者: スーザン アルバース(著)、Albers,Susan(原著)、徹, 上原(翻訳)、美奈子, 佐藤(翻訳)
- 出版社: 星和書店
- 出版日: 2005-10-01