まえがき
『注目されるのは、わたくしにとっては思師の岸本英夫先生が提出した三つのタイプ、すなわち「救い型」「悟り型」「つながり型」という三類型です。』
リスト
- 【救済型】唯一絶対なる神・創造の主なる神・全知全能なる神が、罪に堕ち苦しみ悩んでいる人聞を救済してくれるという信仰を根本としている宗教(例:キリスト教)
- 【悟り型】神からの救いではなく、みずからの悟りを拠りどころとするタイプの宗教(例:仏教)
- 【つながり型】民族共同のつながりのうちに滅びざるいのちを見いだし、人生の意義と確かな心の据わりを感得するというタイプの宗教(例:神道)
あとがき
まえがきを含めて、脇本 平也『宗教学入門』より。本文を少し加工してリスト化しています。救済、悟りときて、第三の類型の命名に苦しみそうなところです。つながり型はいい感じですね。
- タイトル: 宗教学入門 (講談社学術文庫)
- 著者: 脇本 平也(著)
- 出版社: 講談社
- 出版日: 1997-08-08