国民を洗脳できる条件(ラザースフェルド)


まえがき

『ポール・ラザースフェルドというアメリカのコミュニケーション学者によれば、人を洗脳できるのは次の3つの条件がそろったときだという。』

リスト

  1. メディアの独占: 例えばソ連時代、メディアは完全に政府に独占され、権力にとって都合のいい情報しか流れていなかった
  2. チャネリング: 情報理解の回路ができること。土に水を流し続けると溝が深まっていくように、最初にある考えを植え付けると、他の考えを受け付けにくくなる
  3. 制度化: 主に教育。教育機関などで、長期間、制度的にある考えを教え込まれると、その考えから抜け出せなくなる

あとがき

まえがきを含めて、参考文献(1)より。リストは本文からの編集・引用です。『日本人はなぜ自虐的になったのか:占領とWGIP』 (新潮社、2020年)を引用しつつ、著者の有馬 哲夫氏が寄稿しています。

まえがきにあるように「人を洗脳できるのは」という条件でのリストでした。記事の文脈に照らしてタイトルに「国民」を入れました。メディアの独占や制度化が可能なのは事実上政府に限られますし、政府が洗脳したい対象は国民でしょうから。

1と3は洗脳の手段ですが、2はそのような手段によって洗脳が進むメカニズムを指しています。3か条としてはバランスが悪いし、どのような調査でこの3条件に絞り込んだのかを知りたく原典を探しましたが、ポール・ラザースフェルド (Paul Lazarsfeld) 氏の活動時期が古いこともあって特定できず。

参考文献

(1) 「プーチンが国民を騙し続けるための“3条件” ロシア娘と母親、祖母の会話で浮き彫りになる違い(抜粋)」(デイリー新潮、2022年04月10日)