心の病が反映された話し方の特徴


まえがき

『医師と患者(被験者)がふだんの診察のように会話するようすを録音し、(略)「自然言語処理」の技術を使い、(略)話し方の特徴を数値化(特徴量を抽出)します。』

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あとがき

まえがきを含めて『14歳からのニュートン超絵解本 絵と図でよくわかる』 (ニュートンプレス、2022年)より。AIの応用の一例として、医師と精神疾患の患者の会話を学習させて診断の助けにしようというページからの引用です。リストには引用していませんが話し方の例が載っていて、その引用元は参考文献[1][2]とのことでした。

職人技をAIに学習させる試みはいろいろあります。精神疾患の診断が主に医師と患者との会話を根拠に下されるものであるならば、診断の補助は自然言語処理技術の強みが生かしやすい分野かもしれません。

まえがきで省略した部分を補うと、自然言語処理で分析する話し方の特徴とは、『話すスピードや、使われた単語の種類や回数、指示語(あの、その、あれ……)の頻度、単語の反復、かかり受けの距離、文章の構造の複雑さなど』だそうです。

    参考文献

    [1] 西丸 四方、西丸 甫夫『精神医学入門』 (南山堂、2006年)

    • タイトル精神医学入門
    • 著者: 西丸 四方(著)、西丸 甫夫(著)
    • 出版社: 南山堂
    • 出版日: 2006-05-08

      [2] 大熊 輝雄『現代臨床精神医学』 (金原出版、2013年)

      • タイトル現代臨床精神医学
      • 著者: 大熊 輝雄(著)、「現代臨床精神医学」第12版改訂委員会(編さん)
      • 出版社: 金原出版
      • 出版日: 2013-03-19

        タグ

        AI 認知症 うつ病 自然言語処理 精神疾患

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