まえがき
非常事態においてパイロットが取るべき行動の優先順位とは。
リスト
- Aviate(飛行):航空機の制御を維持する
- Navigate(操縦):現在地と目的地を確認する
- Communicate(連絡):誰かに自分の計画とニーズを知らせる
あとがき
2014年のマレーシア航空370便墜落事故(Wikipedia)に関する記事『「MH370便に関する合理的な説」カナダ人パイロットが提示』(WIRED.jp)で、次のような記述を見かけました。
引用:
パイロットたちは昔から、このような状況では、「Aviate、Navigate、Communicate(飛行、操縦、最後に連絡)」という優先順位で行動せよと教えられている。
実際、アメリカ連邦航空局のサイトに、ANCに基づいたトレーニングコンテンツがありました。リストはそのイントロダクションからの翻訳・編集・引用です。
英語が添えられていると意味が推測できますが、日本語では飛行と操縦の違いがわかりづらいですね。操縦を「ナビ」、あるいはいっそ「確認」と訳し替えようと思いつつ、よい漢字2文字が見つかるまではそのままで。