オピオイドの種類


まえがき

『オピオイド(Opioid)は、ケシから採取されるアルカロイドや、そこから合成された化合物、また、体内に存在する内因性の化合物を指す。』

リスト

  • アヘン: ケシの樹液から作られる天然のオピオイド
  • モルヒネ: ケシの樹液から抽出される天然のオピオイドで、: 効果はアヘンの10倍以上
  • コデイン: やはりケシの樹液から抽出される麻薬で、モルヒネより効き目が弱い
  • ヘロイン: モルヒネを化学的に変化させたもので、効果はモルヒネの2倍
  • トラマドール: 合成オピオイドで、効果はモルヒネの10分の1
  • ヒドロコドン: モルヒネと同じくらい強い合成オピオイド。処方鎮痛剤バイコディンは、ヒドロコドンとアセトアミノフェンを組み合わせたもの
  • オキシコドン: ヘロインと同程度の強さの合成オピオイド。オキシコンチンは、オキシコドンの徐放性製剤。パーコセットは、オキシコドンとアセトアミノフェンを組み合わせたもの
  • フェンタニル: モルヒネの100倍の強さがある合成オピオイド
  • カルフェンタニル: モルヒネの1万倍の強さの合成オピオイド

あとがき

まえがきは 「オピオイド」(Wikipedia) から、リストはマーシャル・ブレイン『人類滅亡の科学 「滅びのシナリオ」と「回避する方法」』 (日経ナショナル ジオグラフィック、2023年)からの引用です。本書がカバーする25の「滅びのシナリオ」はすべて目次に載っています。本リストが載っている「オピオイド中毒」はそのシナリオの一つ。

ここ数年アメリカ文化の本でオピオイドという単語をよく見かけるようになりました。代表的な種類や相対的な効き目がまとめられていたので収集。

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    中毒 麻薬製剤 オピオイド

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