リコール10倍の陥穽


まえがき

欠陥は早めに修正すべし。

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あとがき

韓国大慌て、「ノート7がここまで酷いとは!」』(東洋経済オンライン)より。

後工程になるほど問題の解決費用が大きいのは明らかなので、落とし穴・わなを意味する「陥穽」という言葉には少し違和感。この文章の直前にはこうあります:

すなわち、サムスンが製品開発の初期から生産、販売に至るまでの段階ごとに、発見された欠陥を解決しようとしたため、収拾費用が膨大になってしまう「リコール10倍の陥穽」に落ちてしまったのではないか、ということだ。

「欠陥を解決しようとしなかったため」の誤りか、それとも別の意味合いを読み取るべきなのか、ちょっとわからず。

10倍という数字がただの言い回しなのか根拠があるのかも不明でしたが、後で調査したく収集。

参考文献

『PSPガイドブック ソフトウェアエンジニア自己改善』という本に、こんな記述がありました。ソフトウェアの話ですし、テストフェーズとそれ以前のフェーズとの比較ですし、コストでなく時間の差ですが……。

「同一の型の欠陥の修正は、通常、テストフェーズで見つけて修正する時間が、それより前のフェーズで見つけて修正する時間の5倍から10倍かそれ以上の時間であることが実績から知られています。」

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