まえがき
『数字と意味との対応には、4つの水準がある』
リスト
- 【名義尺度】 何かを何かと区別する(電話番号など)
- 【順序尺度】 区別に上下関係が加わる(かけっこの順位など)
- 【間隔尺度】 順序の幅が等しくなる(摂氏の気温など)
- 【比率尺度】 原点(ゼロ)が「ない」ことを意味する(長さや重さなど)
あとがき
まえがきを含めて、小塩 真司『大学生ミライの因果関係の探究』(ちとせプレス、2016年)より。
「尺度水準(Wikipedia)」から補足すると、これらは(数学的操作性が)低い水準から高い水準に並べられていて、『高い水準はより低い水準の性質を含む形になっている。また高い水準でのデータを低い水準に変換して扱うことができる』とのこと。
本書の例を引用すると、ある野菜の都道府県別売り上げは比率尺度。これを都道府県別にランキングすると順序尺度。
- タイトル: 大学生ミライの因果関係の探究 (ストーリーでわかる心理統計)
- 著者: 真司, 小塩(著)
- 出版社: ちとせプレス
- 出版日: 2016-09-07