まえがき
「現場で」「下が上に(副操縦士が機長に、看護師が執刀医に、等)」自分の意見を主張する際の手順。
リスト
- Probe(確認・探求) 「~はご存じですか?/なぜ~なさるのですか?」
- Alert(注意喚起) 「このままでは~になるのではないでしょうか」
- Challenge(挑戦) 「このやり方ではうまくいかないと思います」
- Emergency(緊急事態) 「それをやめてください!/~をやる必要があります。なぜなら~」
あとがき
マシュー・サイド 『失敗の科学 失敗から学習する組織、学習できない組織』(ディスカヴァー・トゥエンティワン、2016年)に記述がありました。「確認・探求」などの和訳は本書からの引用です。発言例は “Speaking Up” (Life in the Fast Lane Medical Blog)というページからの意訳です。
このように段階的に主張を強めていくやりかたは、Graded Assertiveness と呼ばれている模様。
- タイトル: 失敗の科学 失敗から学習する組織、学習できない組織
- 著者: マシュー・サイド(著)、有枝 春(翻訳)
- 出版社: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 出版日: 2016-12-23