まえがき
相手に何かを求めるときにはこの順序でシナリオを錬ろう。
リスト
- [Describe] 相手の行動や状況を客観的に描写する
- [Express] それに対する気持ちを表現する
- [Specify] 相手に望む行動を特定する
- [Consequences] 望ましい結果を伝える(必要があれば望ましくない結果についても伝える)
あとがき
“Asserting Yourself-Updated Edition: A Practical Guide For Positive Change”より。アサーション、アサーティブネスの本を読んでいると、DESCという言葉がよく出てきます。しかし、E はexpress / explain / empathize、C はconsequence / choose など言葉にブレがあったり、Specifyの訳語に一見すると意味が合わない「提案」があてられていたりと、長い年月の中で拡張されてきた雰囲気を感じていました。
それはそれでよいのですが、原典も知っておきたいので探してみました。たぶん1976年に出版された”Asserting Yourself”のようです。そのまま直訳で引用できる箇所がなかったので要約・意訳です。できるだけシンプルにまとめてみました。タイトルの”DESCスクリプト”は原著の”DESC scripts”の直訳。ここでは台本とか筋書きというほどの意味。主張すべきことはDESCで書いて整理してから述べましょう、という内容でした。
(↓2004年に出た改訂版です)
- タイトル: Asserting Yourself-Updated Edition: A Practical Guide For Positive Change
- 著者: Bower, Sharon Anthony(著)、Bower, Gordon H.(著)
- 出版社: Da Capo Lifelong Books
- 出版日: 2004-10-27
(↓もともとはこの本を読んでいて投稿を思い立ちました)