まえがき
『心の底から与えたい、という共通の願いにたどりつくには、次の4つのこと──「NVCを構成する4つの要素」に意識を集中させる必要がある。』
リスト
- 観察 (observations) 状況を観察する。人がいったことやしたことが、わたしたちの人生の豊かさにどう影響しているかを、判断や評価をまじえずにシンプルに述べる。
- 感情 (feelings) 相手の行動を観察したとき、自分がどう感じるかを述べる。傷ついている、怯えている、わくわくしている、おもしろがっている、いらだっているなどと。
- 必要としていること (needs) 自分が何を必要としているから、そのような感情が生み出されているのか、を明確にする。
- 要求 (requests) 相手に対する具体的な要求をする。わたしたちの人生を豊かに、そしてすばらしくするための要求だ。
あとがき
まえがきを含めて、マーシャル・B・ローゼンバーグ 『NVC 人と人との関係にいのちを吹き込む法 新版』(日本経済新聞出版、2018年)より。
「コミュニケーションの4つの要素」と同じですね。おそらくこちらが本家か。
- タイトル:NVC 人と人との関係にいのちを吹き込む法 新版
- 著者:マーシャル・B・ローゼンバーグ(著)、安納 献(監修)、小川 敏子(翻訳)
- 出版社:日本経済新聞出版
- 出版日:2018-02-17
「NVC(非暴力コミュニケーション)を構成する4つの要素」への1件の返信
[…] NVC(Nonviolent Communication、非暴力的なコミュニケーション)では、コミュニケーションを観察・感情・ニーズ・要求という4要素にわけています。実のところ、10年前に本書を引用したと思われる本を元に「コミュニケーションの玉ねぎ」というノートを書いた時からこの4要素は知っていました。 […]