まえがき
『アイザックスはこれまでの対話のあり方を変え、新しいダイアローグの場をもたらすために必要な4つの行動を構造化して提示しました。』
リスト
- 【聞く(listening)】 反撃したい気持ちや押し付けたい気持ちを排する。「どんな感じか?」
- 【尊重する(respecting)】 他者の見解も正当なこと、それを完全には理解できないことをわきまえる。「どう適合するか?」
- 【保留する(suspending)】 前提・判断・確信を保留する。「どううまくいくか?」
- 【声にする(voicing)】 他の権威に頼らず、自らが信じる真実を話す。「何が話されるべきか?」
あとがき
まえがきは、前野 隆司、保井 俊之『無意識と「対話」する方法 – あなたと世界の難問を解決に導く「ダイアローグ」のすごい力』(ワニブックス、2017年)より。まえがきで引用した文に続いて『それが聞く (listening)、大事にする (respecting)、保留する (suspending)、出す (voicing) です。』という文がありました。
そこで、引用元の William Isaacs “Dialogue: The Art Of Thinking Together” からもう少し詳しい解説部分を探し、翻訳してリスト化しました。原文が非常に圧縮された文章だったので、けっこう意訳が入っています。
- タイトル: 無意識と「対話」する方法 – あなたと世界の難問を解決に導く「ダイアローグ」のすごい力 – (ワニプラス)
- 著者: 前野 隆司(著)、保井 俊之(著)
- 出版社: ワニブックス
- 出版日: 2017-01-24
- タイトル: Dialogue: The Art Of Thinking Together
- 著者: Isaacs, William(著)
- 出版社: Currency
- 出版日: 1999-09-14