まえがき
『明治政府の指導者たちは基本的な大原則を三つ採用した。』
リスト
- 現実主義。今の日本には西洋人を追い払う実力はないと認識し、西洋列強の強さの源となっている要素を採り入れ、日本の国力を養う
- 明治政府の最終目標を、西洋諸国に強要された不平等条約の改正とする
- 外国の手本をそのまま導入するのではなく、日本の状況と価値観にもっとも適合性の高いものを手本としつつ、日本向けに調整する
あとがき
まえがきを含めて、ジャレド・ダイアモンド 『危機と人類(上)』(日本経済新聞出版、2019年)より。
3は和魂洋才ですね。
- タイトル: 危機と人類(上)
- 著者: ジャレド・ダイアモンド(著)、小川 敏子(翻訳)、川上 純子(翻訳)
- 出版社: 日本経済新聞出版
- 出版日: 2019-10-26