まえがき
『国家であれ政治団体であれ、(略)被支配者が、その時の支配者の主張する権威に服従するとき、そこにはどんな拠り所があるのでしょうか。ヴェーバーは、その拠り所を三つ挙げています。』
リスト
- 【歴史的正統性】 神聖化された習俗に基づく支配。(例:家父長や領主の伝統的支配)
- 【カリスマ性】 カリスマ性のある個人に対する帰依と信頼に基づく支配。(例:預言者、人民投票的支配者、偉大な指導者)
- 【合法性】 法規の妥当性に対する信念と、規則に依拠した権限とに基づく支配。(例:国家公務員)
あとがき
まえがきは山口 周『武器になる哲学 人生を生き抜くための哲学・思想のキーコンセプト50』(KADOKAWA、2018年)より。リストは、その本で引用されていたマックス・ヴェーバー『職業としての政治』(岩波書店、1980年)からの引用を編集して作成しました。
- タイトル: 武器になる哲学 人生を生き抜くための哲学・思想のキーコンセプト50
- 著者: 山口 周(著)
- 出版社: KADOKAWA
- 出版日: 2018-05-18
この本からの他のリスト
- タイトル: 職業としての政治 (岩波文庫)
- 著者: マックス ヴェーバー(著)、Weber,Max(原著)、圭平, 脇(翻訳)
- 出版社: 岩波書店
- 出版日: 1980-03-17