美しい箇条書き
『フランスの社会学者 A.コントが1822年に、人間の精神が(略)3つの段階 (状態)をとって進化すると論じた法則で、「人類の知的進化の法則」ともいう。』
『自然淘汰による進化が起きるためには、生命体が三つの決定的な特性を備えている必要がある。』
かつて原始人として「生き延び、子孫を残す」という最終目標のために置いた中間目標に、われわれは今も苦しめられている。その中間目標とは。
まえがきの『 私たちの種が、低い「反応的攻撃性」と高い「能動的攻撃性」という異なる性質をどうして兼ね備えることになったのか 』に対する答えとして、つまみ食い的に引用をつないだ本書の要約はこんな感じです:
『この三つの原理が合わさって初めて生命は定義される。この三つすべてに従って機能する存在は、生きていると見なすことができる。』
『動物行動学者で鳥類学者のニコラス・ティンバーゲン(略)が与えたのは、普遍的な説明ではなく、観察された個々の行動について、私たちが答えを見つけ出すための枠組みだった。』