パリチンスキー原理


まえがき

『パリチンスキーは気がついた。現実世界の問題は、そのほとんどが思った以上に複雑なものなのである。(略)これに対処するため、パリチンスキーが編み出した手法は、3つの「パリチンスキー原理」という形でまとめられるだろう。』

リスト

  1. 新たなるアイデアを発掘し、新しいことを試すべし
  2. 何か新たなことを試すときには、失敗しても致命傷にならない範囲で行うべし
  3. フィードバックを得て、失敗から学びながら先へ進んでいくべし

あとがき

まえがきを含めて、ティム・ハーフォード『Adapt(アダプト)適応戦略 優秀な組織ではなく、適応する組織が生き残る』 (ディスカヴァー・トゥエンティワン、2022年)より。原著は2011年出版。2012年に一度訳出されていて、この2022年版は2回め。

(1)変異 → (3)選択が自然界の進化のメカニズム。しかし個人や組織がそのまま模倣してランダムに試行錯誤するのは困難です。世の中の役に立つ何かを残せるかもしれませんが、自分は淘汰圧の犠牲になっておしまいかもしれないので。そこで(2)の「致命傷を負わないこと」という知恵が重要になってきます。

ピョートル・パリチンスキーは、スターリンの第一次五か年計画のうち2つの最重要プロジェクトに助言する任務を与えられた人物。「うまくいかないだろう」というまっとうな指摘をして殺害されてしまいます。リストは彼のアドバイスの要約。

引用したくなる魅力的な命名がされていたので、そのままタイトルとして引用させてもらいました。

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