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漂流する少年―現代の少年非行論

暴力行為を正当化する理由付け(中和の技術)
善悪の価値観の中を漂流している少年は、自分たちの行為を正当化する理由付け(中和の技術)を導入することで、非行に走っていく。その理由付けの5類型とは。 

六中観  t 

まえがき
『こうした精神の陶冶、生きた学問ということになりますと、急場の間に合わせようとしても駄目なものでありまして、平素から備えておかないといけません。』
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  1. 忙中閑あり … 閑ばかりでは退屈する。忙しいばかりでは心を亡う。真の閑は忙中にある。  t 
  2. 苦中楽あり … 楽ばかりでは退廃する。苦をただ苦しむのは動物的。いかなる苦にも楽がある。  t 
  3. 死中活あり … 身を棄ててこそ浮かぶ瀬もあれ。窮すれば通ず。  t 
  4. 壷中天あり … どんな境地にあっても自分だけの内面世界はつくり得る。  t 
  5. 意中人あり … 私淑、推薦、相談できる人など、何かにつけて「意中の人」がある。  t 
  6. 腹中書あり … 哲学や信念を、単なる知識としてではなく、腹に落として理解している。  t 
あとがき
「りくちゅうかん」と読みます。まえがきと六中観の言葉(○中○あり)は『運命を創る』より。「…」以降の解説は、この本と『百朝集』「六中観―安岡正篤墨跡集」(致知出版社)を参考にして、自分の理解を書きました。

調べた限りでは、六中観というセットは安岡正篤の創作なのですね。いわゆる四書五経に載っているとか、そういう古いものかと思っていました。

個々の項目には原典があったりします。たとえば「壷中天あり」は、『後漢書』の「壷中の天」という物語から採ったとのこと。
また前3項目の順序が『運命を創る』と『百朝集』では違っています。後者では死中、苦中、忙中の順。


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投稿:koji さん 登録:2013/2/11 最終更新:2013/2/12
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