まえがき
『理性を正しく用いるための規則として、わたしは次の四つを確立した。』
リスト
- 【明証性の規則】わたしが明証的に真であると認めるのでなければ、どんなことも真として受け入れないこと
- 【分析の規則】わたしが検討する難問の一つ一つを、できるだけ多くの、しかも問題をよりよく解くために必要なだけの小部分に分割すること
- 【総合の規則】わたしの思考を順序にしたがって導くこと
- 【枚挙の規則】すべての場合に、完全な枚挙と全体にわたる見直しをして、なにも見落とさなかったと確信すること
あとがき
デカルトの『方法序説』より。実はリストをメモしてから本を手放してしまいまして、まえがきの引用と【】の部分は「デカルト『方法序説』 – 書評 – SYUGO.COM」というページから引用させていただきました。
僕の愛読書は『デカルトの誤り』だったりするのですが、それでもやはりデカルトは巨人。
- タイトル: 方法序説 (岩波文庫)
- 著者: デカルト(著)、Descartes,Ren´e(原著)、多佳子, 谷川(翻訳)
- 出版社: 岩波書店
- 出版日: 1997-07-16