まえがき
『ヒューストン大学のブレネー・ブラウン教授は、(略)わたしたちが「バカなこと」をしでかした時に味わう三つの感情(略)の違いを説明している。』
リスト
- 「きまり悪さ」は、ごく短い期間だけ、一時的に感じる場合が多い。時間が経つと単なる思い出に変わり、笑い話になることさえある。
- 「罪悪感」は、相手に迷惑をかけたことを認めた上で、もう二度と同じことはすまいと決意すること。
- 「恥」は、本人にとって苦痛で、有害で、乗りこえるのが難しく、トラウマにもなりうる感情。ネガティブな記憶が残るため、感情面、認知面、心理面にマイナスの影響を与えるのと同時に、自尊心にも大きな弊害をもたらす。
あとがき
まえがきを含めて、ジャン=フランソワ・マルミオン編集 『「バカ」の研究』(亜紀書房、2020年)より。本書に収録されたステイシー・キャラハンのコラム「恥ずかしさを超えて」からの編集・引用です。
キャラハン氏はブラウン教授の著書『本当の勇気は「弱さ」を認めること』からこのリスト部分を引用しています。
- タイトル: 「バカ」の研究
- 著者: ダニエル・カーネマン(著)、ダン・アリエリー(著)、アントニオ・ダマシオ(著)、ライアン・ホリデイ(著)、ジャン゠クロード・カリエール(著)、アリソン・ゴプニック(著)、トビ・ナタン(著)、セルジュ・シコッティ(著)、イヴ゠アレクサンドル・タルマン(著)、ブリジット・アクセルラッド(著)、アーロン・ジェームズ(著)、エヴァ・ドロツダ゠サンコウスカ(著)、ニコラ・ゴーヴリ(著)、パトリック・モロー(著)、ジャン・コトロー(著)、フランソワ・ジョスト(著)、ハワード・ガードナー(著)、セバスチャン・ディエゲス(著)、クローディ・ベール(著)、ローラン・ベーグ(著)、デルフィーヌ・ウディエット(著)、ステイシー・キャラハン(著)、ジャン=フランソワ・マルミオン(編集)、田中 裕子(翻訳)
- 出版社: 亜紀書房
- 出版日: 2020-06-25
この本からの他のリスト
- タイトル: 本当の勇気は「弱さ」を認めること
- 著者: ブレネー・ブラウン(著)、門脇陽子(翻訳)
- 出版社: サンマーク出版
- 出版日: 2013-08-19