まえがき
『子供たちは、監視下に置かれたSNSでどうやって実際に「出会って」いるのか。(略)この調査は、実際にSNSで知り合い、異性の大人と1対1で会ったことがある青少年を優先的に抽出した、長時間のインタビューである。』
リスト
- 【認知・関心期】 共通の趣味など自分と合いそうな人を探す段階で利用されることの多いコミュニティ機能は、相手の存在を認知し、関心をもつ時期に大きな役割を果たす。
- 【観察期】 コミュニティなどで出会い、関心を持った相手と交流するにあたり、日記やつぶやきを見ることで、相手が本当に自分を同じ趣味を持っているか、普段どのような発言をする人なのかを確認する。
- 【接触期】 信頼できると判断するとミニメールや伝言板でのやりとりへと発展し、オンライン上の1対1での交流となる。
- 【試行期】 1対1での交流によって、オンライン上ではある程度信頼できる相手であると判断すると、リアルの友達と共有しているコミュニケーション手段(本アドレスや、個人情報を公開している別のコミュニティサイトなど)への移行を行うか否か判断するため、コミュニティサイト外のコンテンツを利用しての交流へと進む。
- 【信頼醸成期】 試行期のやりとりで更に交流を深めると、本アドレスによるメールや、チャットによるリアルタイムの交流へと移行し、実際にオフラインで会うべきかを検討する。
- 【オフラインでの交流】
あとがき
まえがきを含めて『子供がケータイを持ってはいけないか?』より。一部省略のうえ引用しています。もともとは
- タイトル: 子供がケータイを持ってはいけないか?
- 著者: 小寺 信良(著)
- 出版社: ポット出版
- 出版日: 2011-09-14