六中観


まえがき

『こうした精神の陶冶、生きた学問ということになりますと、急場の間に合わせようとしても駄目なものでありまして、平素から備えておかないといけません。』

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あとがき

「りくちゅうかん」と読みます。まえがきと六中観の言葉(○中○あり)は『運命を創る』より。「…」以降の解説は、この本と『百朝集』「六中観―安岡正篤墨跡集」(致知出版社)を参考にして、自分の理解を書きました。

調べた限りでは、六中観というセットは安岡正篤の創作なのですね。いわゆる四書五経に載っているとか、そういう古いものかと思っていました。

個々の項目には原典があったりします。たとえば「壷中天あり」は、『後漢書』の「壷中の天」という物語から採ったとのこと。
また前3項目の順序が『運命を創る』と『百朝集』では違っています。後者では死中、苦中、忙中の順。

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  • タイトル百朝集
  • 著者: 安岡 正篤(著)
  • 出版社: 福村出版
  • 出版日: 1987-09-01

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