まえがき
『「あっという間だった。もっと聞きたい」。講義や講演のあとで、こう思ってもらえることを念頭に置いている。そのために気をつけていることが、三つある。』
リスト
- 【流れ】 相手が理解しやすい流れを考える。テーマが複数あっても「ところで」「話は変わりますが」と言わない
- 【具体性】 抽象的な話や本質的な話をするときは、具体的な例や数字をバランスよく組み合わせる
- 【対になる言葉】 「過去・現在・未来」「戦争・平和」など「対になる言葉」を使うと、物事を対比することができ、頭の中が強制的に整理される
あとがき
まえがきを含めて、伊藤 真「深く伝える技術」より。まえがきはママ引用ですが、リストは逐語的な引用でなく、本文の内容を編集しています。
3番目の【対になる言葉】はナルホドですね。比較によって理解を促せますし、コントラストによって印象も強くなります。過度に話を単純化してしまうと弊害もありそうですが。