まえがき
ユネスコが結成した「21世紀教育国際委員会」が、1996年に作成した報告書『学習:秘められた宝』 (Learning: The Treasure Within) の中で定義した、教育がよって立つべき4本の柱。
リスト
- 【知ることを学ぶ】 知識の獲得の手段そのものを習得すること (Learning to know)
- 【為すことを学ぶ】 専門化した職業教育ではなく、様々な実用的能力を身につけること (Learning to do)
- 【(他者と)共に生きることを学ぶ】 他者を発見、理解し、共通目標のための共同作業に取り組むこと (Learning to live together, Learning to live with others)
- 【人間として生きることを学ぶ】 個人の全き完成を目指すこと (Learning to be)
あとがき
リストは参考文献(1)から編集のうえ引用。”Learning:The Treasure within”の一部はUNESCOのサイトに載っており、そこで4本柱の概要は読むことができます(2)。
これが提唱されてからの20年間の展開を振り返るレポートも方々でアップされています。まさに「柱」たるにふさわしい太さを持ったリスト。
参考文献
(1) 澤野 由紀子 『ユネスコの生涯教育論』「3.『ドロール・レポート』における生涯学習論」(生涯学習研究e事典)
(2) “Learning:The Treasure within” (UNESCO)
(3) 「学習:秘められた宝」 (Wikipedia)