まえがき
「要するに、人が後悔する内容は人類皆兄弟、だいたい決まっているのである。」
リスト
- 健康を大切にしなかったこと
- たばこを止めなかったこと
- 生前の意思を示さなかったこと
- 治療の意味を見失ってしまったこと
- 自分のやりたいことをやらなかったこと
- 夢をかなえられなかったこと
- 悪事に手を染めたこと
- 感情に振り回された一生を過ごしたこと
- 他人に優しくしなかったこと
- 自分が一番と信じて疑わなかったこと
- 遺産をどうするかを決めなかったこと
- 自分の葬儀を考えなかったこと
- 故郷に帰らなかったこと
- 美味しいものを食べておかなかったこと
- 仕事ばかりで趣味に時間を割かなかったこと
- 行きたい場所に旅行しなかったこと
- 会いたい人に会っておかなかったこと
- 記憶に残る恋愛をしなかったこと
- 結婚をしなかったこと
- 子供を育てなかったこと
- 子供を結婚させなかったこと
- 自分の生きた証を残さなかったこと
- 生と死の問題を乗り越えられなかったこと
- 神仏の教えを知らなかったこと
- 愛する人に「ありがとう」と伝えなかったこと
あとがき
『死ぬときに後悔すること25―1000人の死を見届けた終末期医療の専門家が書いた』より。まえがきは「はじめに」から、リストは目次からの引用です。どちらも出版社が用意した公式サイトで見ることができます。目次では、これらの後悔はいくつかのカテゴリに分けられています。
「人が後悔する内容は人類皆兄弟、だいたい決まっている」との見解。「人類共通」と言うためには、他の国や過去についても調べる必要があるように思いますが、細かいところはさておき、「現代の」「日本人の」後悔の公約数はこのあたりなのでしょう。僕も後悔しそうな項目がたくさんありますし、後悔しないように準備できていると思える項目も若干あります。
人生の目標は形に表すのが難しくても、「死ぬときにこういう後悔はしないようにしよう」という形であれば、定義しやすいような気がします。
「良いリストを自分だけでためこんでしまったこと」を後悔しないよう、せっせと登録しよう。
- タイトル: 死ぬときに後悔すること25
- 著者: 大津 秀一(著)
- 出版社: 致知出版社
- 出版日: 2009-05-01