日本の企業人が40代を振り返って後悔していること50


まえがき

『定年退職した人のほとんどの後悔が、四〇代にあるというのも顕著でした。』

リスト

あとがき

まえがきを含めて『40代を後悔しない50のリスト 1万人の失敗談からわかった人生の法則』より。リスト項目は出版社(ダイヤモンド社)の書籍紹介ページからの引用です。ただし、なぜか7番が欠落していたので、それは書籍の目次から引用しました。

もちろん本書では、後悔をリストアップするだけではなく、それぞれについての処方箋がセットになっています。その一行要約も書籍紹介ページからチェックできます。

著者は『私はその一万人以上の方から、「後悔しない生き方」の具体的な方法を学びました。』と述べています。具体的には営業の仕事を通じてお会いした方々に話を聞きまくったそうです。

本文の序章から、ヒアリングの対象は「日本人」で、かつ「企業人」であることがうかがえます(その情報はタイトルに盛り込みました)。時代的に、また経営者・経営幹部が多かったことが強調されてもいるので、大部分は「男性」と考えてよいでしょう。

世代的にはどんな人たちか。1962年生まれの著者が28歳のとき(1990年)からヒアリングを開始したとすると、その年に60歳(当時の大手企業の退職年齢)だった人は1930年生まれです。このあたりが最高齢の層。最も若い人は、本書が書かれた2010年(出版が2011年1月なので)に50歳の人ですから、1960年生まれ。ざっくり言って昭和ひと桁~昭和35年生まれ、あるいは「団塊の世代プラスマイナス15歳くらい」でしょうか。

団塊の世代が突出して数が多いこと、その世代はもとより企業人が多いであろうことを踏まえ、上記を思い切って要約すると、このリストは「団塊世代の男性が40代を振り返って後悔していること50」という感じなのかな。

……にしても(上記の仮定が合っているとすると)20年で1万人から学んだってすごい。1万[人]を20[年]×200[年/日](←仕事を通じてということなので)で割ると、2.5[人/日]!しかもオーバー50歳限定ですからね。話半分(失礼)にしてもすごい。

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