まえがき
「日常的な行動の場合、人々の道徳的義務の感覚は、三つの根源に由来する傾向にある」
リスト
- 【良心】個人や宗教に根拠を置くもので、完璧な道徳性をめざして人々を導くもの
- 【一般的な道徳律】すべての人間が社会生活で持つべき義務として取り扱われる、一般的な道徳のルール
- 【専門的基準】職業的な倫理、つまり、人の果たす役割に伴う義務と見なされる伝統的な期待
あとがき
まえがきを含めて、ジョセフ・S・ナイ『リーダー・パワー』より。これらの「義務」についての感覚が互いに矛盾するところに、(特にリーダーの)決断の難しさがあるという指摘。【】内の見出しは、巻末付録の「リーダーシップ ―― 十二の短いヒント」を参考にしました。
個人的な良心、社会的な道徳、職業的な倫理と覚えておけばいいですかね。短いながら重要なリスト。
- タイトル: リーダー・パワー
- 著者: ジョセフ S ナイ(著)、北沢 格(翻訳)
- 出版社: 日本経済新聞出版
- 出版日: 2008-12-17