DXの5段階モデル


まえがき

『DXの論理的な終着点は、イノベーションを通じて市場における永続的なリーダーシップを確保する段階への到達だ。これがDXのステージ5となる。』

リスト

  1. 【基礎】 組織内のプロセスをデジタル技術で自動化するプログラムの実施(販売や製造、財務など)
  2. 【個別対応】 変革に向けた部門単位でのプログラムの実施(デジタル技術による革新的な製品、顧客体験、アジャイルプロセスの創造)
  3. 【部分連携】 組織を横断する戦略的変革に向けた、部門間で連携されたプログラムの実施
  4. 【全体連携】 DXに向けた、組織全体でのデジタルプラットフォーム、製品、プロセスの導入
  5. 【DNA化】 ビジネスモデルの根幹となり、デジタル技術による改革を常に実施する、永続的な組織文化の定着

あとがき

まえがきを含めて、トニー・サルダナ 『なぜ、DXは失敗するのか?: 「破壊的な変革」を成功に導く5段階モデル』(東洋経済新報社、2021年)より。

図表2-1をリスト化しました。同図ではステージ5を「飛行の維持」、ステージ1から4を「離陸」としています。

DX に限らず、自己変革が DNA として定着している状態というのは永遠の理想でしょう。基盤の構築 → 変革の段階的な拡張 → 定着 と抽象化すると普遍的なステージモデル。

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