まえがき
『コンパッションの出現の場を整えるには、注意力を鍛え、向社会的資質と私心のない意図を育み、判断力と洞察力を高め、倫理的で思いやり深い関与の状態をつくることが必要です。』
リスト
- Attention and Affect: 注意力と情緒(向社会的な感情)。この2つの資質が、
- Balance: (注意力や感情の)安定と均衡につながる。
- Intention and Insight: 意図と洞察力は認知処理のプロセス。これが、
- Discernment: 識別力につながる。
- Embodiment and Engagement: 体現と関与。これが人を慈悲に満ちた行為へと向かわせる。
あとがき
まえがきを含めて、ジョアン・ハリファックス『Compassion (コンパッション): 状況にのみこまれずに、本当に必要な変容を導く、「共にいる」力』 (英治出版、2020年)より。リストは本文を編集して作成しています。
ABIDE はコンパッションを生み出す「プロセス」だという説明を反映し、いくつかの項目間のつながりを接続語で補っています。
〔abideは「留まる」という意味もある〕との訳注がありました。
- タイトル: Compassion(コンパッション): 状況にのみこまれずに、本当に必要な変容を導く、「共にいる」力
- 著者: ジョアン・ハリファックス(著)、一般社団法人マインドフルリーダーシップインスティテュート(監修)、海野桂(翻訳)
- 出版社: 英治出版
- 出版日: 2020-04-06
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参考文献
In Buddhism, we say, “it takes a strong back and a soft front.”
(仏教には、「強さと柔軟性を兼ね備えなさい」という教えがあります)