まえがき
『統計分析の結果、ホフステッドは国民性という概念が四つの次元からなることを明らかにし、一九八〇年に著書として発表しました。』
リスト
- Individualism … その国の人々が個人を重んじるか(個人主義)、集団のアイデンティティを重んじるか(集団主義)
- Power Distance … その国の人々が、権力に不平等があることを受け入れているか
- Uncertainty Avoidance … その国の人々が不確実性を避けがちな傾向があるか
- Masculinity … その国の人々が競争や自己主張を重んじる「男らしさ」で特徴づけられるか
- LongTerm Orienation … その国の人々が長期約な視野をとるか
- Indulgence versus Restraint … その国の人々が自己抑制的か
あとがき
まえがきを含めて『世界の経営学者はいま何を考えているのか』より。本文と脚注部分を合わせてリスト化しています。(脚注にちょっと誤字があったので、英語の部分については”Dimensions of national Cultures“(Geert Hofstede)から引用しました。
まえがきには「四つの次元」とありますが、リストは6項目あります。脚注によれば、1991年に5つめの、2011年に6つめの指標が追加されたとのこと。
国民性をたった4つの、今は6つですが、次元で表す。こういうの好きだなあ。
- タイトル: 世界の経営学者はいま何を考えているのか――知られざるビジネスの知のフロンティア
- 著者: 入山 章栄(著)
- 出版社: 英治出版
- 出版日: 2012-11-13