まえがき
『ヘッフェルナノーバはおもしろい考察をしている。インスピレーションについて語った科学者の経験を分類すると、Bのつく場所で閃くことが多いというのだ。』
リスト
- Bus(バス)
- Bath(風呂)
- Bed(ベッド)
あとがき
まえがきを含めて、トーマス・セドラチェク『善と悪の経済学』(東洋経済新報社、2015年)より。チェコ人の著者が引用しているヤナ・ヘッフェルナノーバもやっぱりチェコ人で、参考文献として挙げられている書籍(1)は日本語にも英語にも訳されていないようです。
風呂とベッドはいいとして、「バス」とはまた、苦しまぎれの語呂合わせのような、チェコ人のライフスタイルが垣間見えるような。検索してみると『チェコ共和国はヨーロッパで最も充実した鉄道ネットワークを持つ国の一つで、安心できる公共バスシステムも持っています』(Czech Republic)とのことなので、チェコの科学者はバスの中で過ごす時間が実際に長いのでしょう。
この小粒なリストを敢えて収集しておこうと思ったのは、馬上、枕上、厠上の「三上」(欧陽脩 – Wikipedia)と並べておきたかったから。
参考文献
(1) Jana Heffernanová “Tajemství dvou partnerů”