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アイディアを創出する「3つの部屋」(ディズニー)

『人材開発の専門家であるキース・トリッキーの論文には、ディズニーが映画制作のアイデアを育て、それらを厳しく評価するために、3つの部屋を段階的に使っていたことが書かれています。』

まえがき

『人材開発の専門家であるキース・トリッキーの論文には、ディズニーが映画制作のアイデアを育て、それらを厳しく評価するために、3つの部屋を段階的に使っていたことが書かれています。』

リスト

  • 第1の部屋:制約もなく自由にアイデアを発言できる。本来の意味でのブレインストーミング──なにも気にせず考え、自由にアイデアを出すこと──が行われ、そこに疑いが挟まれることはない。
  • 第2の部屋:第1の部屋からの突飛なアイデアが集められ、整理される。それが出来事を時系列にまとめた筋書きや、キャラクターの人物像などになる。
  • 第3の部屋 :別名「冷や汗部屋」。クリエイティブチームの全員が、なにものにも縛られずにプロジェクトを批判的に評価する。個々人のアイデアはあらかじめ第2の部屋でまとめられているので、第3の部屋での批判は個人攻撃ではなく、プロジェクトの要素に向けられることになる。

あとがき

まえがきを含めて、スコット・ベルスキ『アイデアの99% ―― 「1%のひらめき」を形にする3つの力』(英治出版、2011年)より。リストは本文を編集して作成しました。

着想、整理、批評、という感じでしょうか。創造というと、第一の部屋でやることを指すように思いがちですが、批評の重要性を述べる部分でこれが紹介されていました。

「キース・トリッキーの論文」は Google Scholar では検索できませんでしたが “The Walt Disney Creativity strategy” という、それらしい文章がいくつか見つかりました()。この文章には ”Dreamer, Realist, Critic” という役割分担も登場します。明示されていませんが、第1の部屋は Dreamer の部屋、第2の部屋は Realist の部屋、第3の部屋は Critic の部屋と呼んでもよさそうです。

(参考)

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