まえがき
『市場主導型社会での責任あるリーダーシップには、ビジョンと基本的価値観に対するコミットメントが必要とされる。また、謙虚さと自制を中心とする複雑な自己管理も必要だ。』
リスト
- 【信念】 チャンスが本物であること、リーダーとチームにはチャンスをつかむ力があること、努力して成功することが非常に重要であることを、心から信じること
- 【謙虚さ】 リーダーがときに自分たちを取り巻く複雑で不確かな世界について、いかにわずかしか知らないかを態度として示すこと
- 【自制心】 リーダーが自分にわかる範囲を超えてコミットしないこと
あとがき
まえがきを含めて、ジョゼフ・L・バダラッコ『ひるまないリーダー』より。リスト項目は本文を編集・引用して作成しました。
まえがきから察せられるように、三者は鼎立関係というよりは信念 対 謙虚さ&自制心という位置関係。著者は、アリストテレスの「勇気」の定義(大胆さと慎重さのあいだで中庸を保つ)をこの対立関係に重ねています。
- タイトル: ハーバード流マネジメント講座 ひるまないリーダー (Harvard Business School Press)
- 著者: ジョゼフ・L・バダラッコ(著)、Joseph L. Badaracco(著)、山内 あゆ子(翻訳)
- 出版社: 翔泳社
- 出版日: 2014-03-18