まえがき
『人は現場でいかにして自分の経験を生かし、意思決定を行うのか』。
リスト
- 【状況判断】状況が、自分の知る「典型的なパターン」かどうかを感じ取る。違和感や矛盾を探す。よく知らない状況であればさらに情報を集め、状況を説明するストーリーを形成する。
- 【イメージ】解決策を思いつき、うまくいきそうかをイメージ(メンタル・シミュレーション)する。うまくいきそうな解決策が見つかるまで繰り返す。
- 【実行】最初に見つかった、うまくいきそうな解決策を行動に移す(時間があればその修正案を思いつき、さらにうまくいきそうかをイメージする)。
あとがき
まえがきは、ゲーリー・クライン『決断の法則―人はどのようにして意思決定するのか?』より。リストも同書からですが、モデルは複雑な図で示されており、リスト化にあたってかなり作文しています。
とても「粗い」印象ですが、たしかに即興的な意思決定とはこんな感じだなと納得できます。
- タイトル: 決断の法則―人はどのようにして意思決定するのか? (トッパンのビジネス経営書シリーズ)
- 著者: ゲーリー クライン(著)、Klein,Gary(原著)、洋一, 佐藤(翻訳)
- 出版社: トッパン
- 出版日: 1998-09-01