まえがき
決められない、決めるのが遅い、その原因は。
リスト
- 感情の喪失−知らず知らずのうちに「薄められた感情」をもったまま生きている
- 無関心−積極的にかかわることを回避している
- 問題解決の優先順位をつけることの価値を知らない−自分自身で今、何が重要なことか、ということが理解できなければ、決断は下せない
- 低い自尊心−卑屈な心や自信のなさは優柔不断をまねく
- 自己否定、他人への依存、人に好かれたいと思う感情−他人への依存心から出る決断の放棄や人に好かれたいと思う心で決断を放棄することが、自己否定そのものである
- 尊敬されたいと見栄を張る−失敗したり傷つくことを恐れるようになるため、決断はそのことによってゆがめられたものとなる
- 「もし失敗したら」と考え、みじめになることを恐れること−自身のない人は万一うまくいかなかったことから生じる自己嫌悪を回避しようと、決断を躊躇する傾向がある
- 時間がない、という幻想にとらわれること−「時間がない!」というのは、決断することの怖さからくる言いわけにすぎない
- 決断力が低下していること−落ち込んでいるときばかりでなく、気分が変に高揚しているときも判断力は狂う。このようなときは正しい決断ができない
- さらによりよいものが現れるという確信−「さらによりよいものがあるはずだ」という観念にとらわれると、結局、ずるずると決断を伸ばし、最悪の場合、決断することも忘れてしまう
あとがき
メルマガ「毎日に情熱をもたらす珠玉の言葉」発行人のshinobuさんに教わりました。『夢をあきらめる前にひらく本―ナポレオン・ヒルに学ぶ成功のテクニック』に載っているリストとのこと。
「薄められた感情」というのは印象的な言葉ですね。具体的に何を指しているのか、本を確認したくなりました。
- タイトル: 夢をあきらめる前にひらく本
- 著者: 謝 世輝(著)
- 出版社: エス・エス・アイ
- 出版日: 2001-08-01