無意識を働かせて5分間で後悔の少ない決断をする3ステップ


まえがき

「研究者はこのふしぎな現象について、くり返し同じ結果をえている。アパートでも、車でも、株でも、選ぶ前にまったく違う作業で頭を使うと、いい決断ができるのだ。」

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あとがき

まえがきを含めて『その科学が成功を決める』より。引用元では第2項目に英語のアナグラムが8問ほど載っていましたが省略。たとえば数独(ニコリ)なんかいいんじゃないでしょうか。
まえがきの「いい」決断というのは、タイトルに含めたように「後悔の少ない」決断という意味。後から振り返ったときにより満足できる決断ということです。

このステップを特徴づける第2項目のねらいは、意識を別の仕事で忙しくさせることにあります。
『複雑な問題にかんしては、考えすぎは即断と同じくらいよくない。大切なのは決めるべきことを頭に入れること、そして意識を遊ばせ無意識に出番を与えることだ。』

なぜ無意識にゆだねると後悔の少ない決断ができるのか。そのメカニズムはよくわかっていないのですが、まえがきに引用したように、実験した範囲内では、多様な決断において似た結果が得られているということでした。挙げられていた参考文献はこちら。
“I like it but I don’t know why” 2001 – Google Scholar
“On Making the Right Choice” 2006 – Google Scholar

  • タイトルその科学が成功を決める
  • 著者: リチャード・ワイズマン(著)、木村 博江(翻訳)
  • 出版社: 文藝春秋
  • 出版日: 2010-01-26

    タグ

    意思決定 決断 選択 後悔 無意識

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