まえがき
『ロバート・タウンゼンドはエイビスレンタカーの元CEO。(略)意思決定について、タウンゼントが提案していることは次のとおりです。』
リスト
- 組織の中でできるだけ現場に近い者が意思決定を下すべきだ。
- 決定が求められる案件は2種類しかない。1つは、低コストで訂正しやすいために即断できる案件。もう1つは高コストで訂正しにくいため、よく検討しなければ判断できない案件。
- どの案件も不十分な情報を頼りに下される――この現実を受け入れられなければ、辞任するしかない。
- よい管理職は、下した決定の3分の1が正しく、3分の1が間違いで、残りの3分の1はどんな決定を下したとしても結果は同じだっただろう。
あとがき
まえがきを含めて、ジェームズ・マクグラス『瞬間フレームワーク』(クロスメディア・パブリッシング、2017年)より。
タウンゼンドの『組織に活を入れろ』からの引用とあります。マクグラスは70近い意思決定のフレームワークを紹介したうえで、このモデルをトップ1に据えています。