まえがき
『確率分布が設定できた問題、つまり「リスク」のもとでの問題に対して、どのように解答を与えるべきだろうか。』
リスト
- 【期待値原理】起こり得る結果×確率の高いものを選ぶ
- 【期待値・分散原理】期待値とばらつきの大きさとのバランスで選ぶ
- 【最尤(さいゆう)未来原理】最も起こる可能性の高いものを選ぶ
- 【要求水準原理】一定の要求水準を決め、それをクリアするかどうかで決める
あとがき
『定量分析実践講座―ケースで学ぶ意思決定の手法』p134より。【】の右側のミニ解説は、本文を参考にしてまとめました。
第2項目以降の例として「ポートフォリオ型分散投資」「一発勝負の大学受験」「テナント選び、結婚」がそれぞれ挙げられていました。なるほど、たしかにそれぞれ決定原理が違います。
こうやって見てみると、我々は自然に使い分けていますね。ということは、この難しげな分類名を知っていてもあまり使いみちはないかな……。
- タイトル: 定量分析実践講座―ケースで学ぶ意思決定の手法
- 著者: 福澤 英弘(著)
- 出版社: ファーストプレス
- 出版日: 2007-06-01