まえがき
『(定量分析の)6ステップは、応用範囲が広く、さまざまなタイプのビジネス課題を解決したり、分析を行う際に有効だろう。』
リスト
- 【問題認識】問題は何か、その解決がなぜ重要なのかを完全に理解する
- 【過去の知見のレビュー】問題に関連する過去の知見にあたる。問題の本質に迫り、関連しそうな変数を特定し、これら変数の間の一般的な関係を把握する。
- 【モデル化(変数選択)】前ステップで得られた変数から、モデルの目的に沿った変数を絞り込む。似顔絵を描くように、問題の特定の特徴に焦点を絞る。
- 【データ収集】正確でタイムリーなデータを得る。自分で収集する前に、まず入手を試みる。
- 【データ分析】変数間に見られる一定のパターンあるいは関係を見つける。
- 【結果の説明と実行】分析結果をどう説明すべきかについて十分に検討する。統計データを視覚化する。
あとがき
まえがきを含めて、トーマス・H・ダベンポート他『真実を見抜く分析力 ビジネスエリートは知っているデータ活用の基礎知識』より。リスト項目は、第6章の「6ステップで分析力の向上も」という箇所からの編集・引用です。
これら6ステップは、次に示す3段階の細目です。
第1段階 問題のフレーミング(ステップ1~2)
第2段階 問題の解決(ステップ3~5)
第3段階 結果の説明と実行(ステップ6)
- タイトル: 真実を見抜く分析力 ビジネスエリートは知っているデータ活用の基礎知識
- 著者: トーマス・H・ダベンポート(著)、キム・ジノ(Jin-ho Kim)(著)、河本 薫(監修)、古川 奈々子(翻訳)
- 出版社: 日経BP
- 出版日: 2014-04-10