まえがき
『国のトップが安全保障上、下す最終決断に含まれる要素は3つある。これらについては優先順位はない。別々に起こるのではないからだ。これら3つが同時に入り混じって決断がなされる。』
リスト
- 国益: 経済・政治・軍事の観点から国の利益を守るための合理的な判断基準。
- 恐怖: 外部の脅威に備え、国民と領土を守るための防衛的な判断要素。
- 名誉: 国の威信と尊厳を保ち、国際社会での地位と信頼を維持するための要素。
あとがき
まえがきを含めて、田村耕太郎『地政学が最強の教養である “圧倒的教養”が身につく、たった1つの学問』 (SBクリエイティブ、2023年)より。リストは本文をかなり圧縮して作成しました。
主語が「国家」でなく「国のトップ」となっているのを尊重してタイトルに反映させました。恐怖や名誉によって安全保障上の決断をくだした事例として、プーチンのウクライナ侵攻が挙げられていました。