「重職心得箇条」の易しい訳


まえがき

江戸時代の陽明学者佐藤一斎がまとめた、マネジャー17の心得。小泉純一郎前首相が田中真紀子外相(当時)に渡したとして話題になりました。非常に平易に訳した本がありました。引用元情報などはあとがきに。

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  • 重職は、それにふさわしい威厳が必要である。
  • 重職は、自分の好みでない部下をこそ尊重して使え。
  • 重職は、時に応じて、改めるべきことを改めよ。
  • 重職は、前例や、規則にとらわれてはいけない。
  • 重職は、チャンスを逃してはならない。
  • 重職は、渦中にのみこまれてはならない。
  • 重職は、無理強いや押しつけをしてはならない。
  • 重職は、忙しいと言ってはならない。
  • 重職は、託された重大な権限は自ら執行せよ。
  • 重職は、目先の事にとらわれてはならない。
  • 重職は、広く大きな心を持て。
  • 重職は、他人の意見にも謙虚に耳を傾けよ。
  • 重職は、部下同士の調和に心を配れ。
  • 重職は、仕事に手をかけすぎてはいけない。
  • 重職は、裏表があってはならない。
  • 重職は、公開すべき情報は公開せよ。
  • 重職は、部下の気持ちを明るく保たなければならない。

あとがき

『誰でもわかる重職心得箇条―マネジメントの真髄十七箇条』の目次(紀伊國屋書店BookWeb)から引用しました(一部、誤字とおぼしき箇所を訂正しています)。

「重職心得箇条」は様々な人が解説をしているようですので読んでみたいと思います。下記のリンクも勉強になりました。

参考文献

重職心得箇条
佐藤一斎 – Wikipedia

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