美しい箇条書き
これら10のポジティブ感情に注目する理由は2つあります。ひとつにはこれらが心理学調査の対象に非常に多く取り上げられていること。次に、(略)これら10のポジティブ感情が最も生活のなかに色濃く現われるのがわかったことです。ほかのポジティブ感情も存在しますが、これらが最も一般的だったのです。
『すべての宗教や哲学的な伝統の中に共通した六つの美徳があることを発見したとき、人びとは驚いた。』
『健康資産とは実際には何なのか、それはまだ分かっていない。(略)まず、可能性のある全3種類のポジティブな独立変数から始めてみよう。』
『幸せではなく、ウェルビーイングこそが、ポジティブ心理学のテーマである。ウェルビーイングでは五つの測定可能な要素(PERMA)が考察対象となる。』
『膨大な量の調査を終了して分析を終えたとき、具体的で、行動に移すことができ、効果が実証済みの、成功と達成に関わる七つのパターンを特定することができた。』
『「才能が成功に導いた」のではなく、彼らは「ある種の思考や行動によって、自らを成功に導いている」のです。』
『自己効力感 (じここうりょくかん)(self-efficacy) とは、自分がある状況において必要な行動をうまく遂行できるかという可能性の認知。』
神経科学的にみて、幸福な人生と相関がありそうな4つの要素とは。
『SOC(Sense of Coherence)は1970年代にアントノフスキーが、大きなトラウマ(ナチ強制収容者からの生還)体験を持ちながらもなお、健康に生きている人たちの存在に驚き、その人々の健康はなぜ保たれているのかに注目し研究する中で見出した健康生成要因である。』
『自己効力感を持てるようになるには、バンデューラが発見した次の4つの戦略が役立つ。』