まえがき
脳の実行機能が低下すると、衝動に振り回され、結果として「時間がない」と感じがちになる。では、脳の実行機能を低下させる原因とは何か。
リスト
- 【集中力の不足】加齢・先天的要因・訓練不足によってワーキングメモリー(実行機能の作業場所)が小さくなる → 衝動>計画 → 物事に専念できない → 「いったい何をして一日過ごしたのか?」
- 【ストレス】時間の使い方を自分で決められない → ストレス[増] → アドレナリン[増] → 実行機能の働き[弱] → 衝動>計画 → 衝動的な行動 → 焦りや混乱[増] → 「時間がない!」
- 【モチベーション低下】計画実行へのモチベーション[低] → 衝動>計画 → 1、2の流れを加速
あとがき
『もっと時間があったなら!―時間をとり戻す6つの方法』より。かなり長い文章を読書メモのつもりでまとめたので、ちょっと分かりづらい&不正確かもしれません。
時間がないことがストレスになるのではなく、ストレスを受けると時間がなくなる(時間がないと感じるようになる)というのは新鮮な記述でした。
- タイトル: もっと時間があったなら!―時間をとり戻す6つの方法
- 著者: シュテファン クライン(著)、Klein,Stefan(原著)、卿子, 平野(翻訳)
- 出版社: 岩波書店
- 出版日: 2009-01-28
この本からの他のリスト
参考文献
「時間のなさ」感をめぐる脳内の戦い – 起-動線