まえがき
『読書の実益とは何か。読書で得すること。』
リスト
- 沈着: 本を読む人は、落ち着いている。
- 油断: 言葉の豊かな者は、人を安心させる。また、本を読むのは分かりたいからであって、そういう意志に対して人は気をゆるめる。
- 自発: 本は、選ばなければ手の中にやってこない。本を読むのは自由になるためである。
あとがき
まえがきを含めて、近藤 康太郎『百冊で耕す 〈自由に、なる〉ための読書術』 (CCCメディアハウス、2023年)より。リストは本文の私的要約です。「難しい本を読むための訓戒・六カ条」といった実用的でわかりやすいリストもいくつかありましたが、あえて本書らしいリストを選んでみました。
読書の実益が沈着・油断・自発だと言われてもぴんときませんし、読んでもよくわからないところがあります。ただ、別の箇所で本の雰囲気を感じ取れといったことが書かれていて、それに従うとこのリストになります。
- タイトル: 百冊で耕す 〈自由に、なる〉ための読書術
- 著者: 近藤 康太郎(著)
- 出版社: CCCメディアハウス
- 出版日: 2023-03-02