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PQRST法 – 本からの学び方

『PQRST法は、本から(無批判に)学ぶ際に重要な情報に焦点を当てるために使われる方法である。』

まえがき

『PQRST法は、本から(無批判に)学ぶ際に重要な情報に焦点を当てるために使われる方法である。』

リスト

  • Preview(予習): 文脈を把握するために(講義であればシラバス、本であれば目次を)概観する
  • Question(質問):鍵となる概念について、学び終えた後であれば答えられるはずの質問を作る
  • Read(精読):教科書や関連書籍など、作った質問に関連する本を精読する
  • Summary(要約):自分の理解に基づいて読んだ内容を要約する。図表を用いてもかまわない
  • Test(テスト):作った質問に答えることによってみずから再検討する

あとがき

まえがきは、”Study skills” (Wikipedia) からの私訳です。リストは、同エントリ、読書猿『独学大全 絶対に「学ぶこと」をあきらめたくない人のための55の技法』 (ダイヤモンド社、2020年)、および参考文献 (1) を参考にして作成しました。

『PQRST法は、言語的記憶戦略と呼ばれるものの一つであり、文章から得られる情報を記憶するために有効な学習法である。』(『独学大全』)とあるように、もともとは記憶方略の一つです。

言語的記憶戦略としてのPQRST法における S は、 Self-Recitation (自己暗唱)の頭文字です。しかしPQRST とするために Self を付けたのは明らか。

あまりセンスのいい頭字語とは言えないなとおもって検索したところ、上述の Wikipedia のエントリに本からの学習方略として S を Summary に変えて拡張された定義が紹介されていました。言葉的にこちらのほうが覚えやすいし、個人的に記憶というより学習方略としてメモしておきたかったので Summary を採用しました。

まえがきに「無批判に」 (uncritically) とあるのは、これがもともと記憶方略であるから。

参考文献

(1) 高原世津子, 野間俊一, 種村留美, 上床輝久, & 種村純. (2005). 記憶障害例に対して残存する視覚記憶を利用した PQRST 法の効果. 高次脳機能研究 (旧 失語症研究), 25(3), 251-258.

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