まえがき
『大学生を対象としたある研究では、情報系テキストの5つの特徴が学習者の興味と記憶力の向上に関連していた。』
リスト
- 情報が重要で、新しく、価値があること
- 情報が予想外のものであること
- テキストが読者の既有知識や経験との関連づけをサポートするものであること
- テキストにイメージや説明的な言葉が含まれていること
- 著者が比較や類推などを用いて情報を読者の背景知識と関連づけようとしていること
あとがき
まえがきを含めて、全米科学・工学・医学アカデミー(編集)、秋田 喜代美(監修)、一柳 智紀(監修)、秋田 喜代美(翻訳)、一柳 智紀(翻訳)『人はいかに学ぶのか:授業を変える学習科学の新たな挑戦』 (北大路書房、2024年)より。リストは本文を解体して作成しています。
このリストの元となっている「ある研究」は参考文献[1]。ABSTRACTSによると被験者は恐竜のテキストを読んだとあります。本文には目を通せなかったのですが、どんなテキストだったのでしょうね。
- タイトル: 人はいかに学ぶのか:授業を変える学習科学の新たな挑戦
- 著者: 全米科学・工学・医学アカデミー(編集)、秋田 喜代美(監修)、一柳 智紀(監修)、秋田 喜代美(翻訳)、一柳 智紀(翻訳)
- 出版社: 北大路書房
- 出版日: 2024-04-12
参考文献
[1] Wade, Suzanne E., William M. Buxton, and Michelle Kelly. “Using think‐alouds to examine reader‐text interest.” Reading Research Quarterly 34.2 (1999): 194-216.