まえがき
『数多くの会社の窮地を見てきたが、概ね3つのパターンがあるように思う。(略)理由はさまざまだが、結果的に、緩い経営者のもとで、経営全体が緩いものになっている。』
リスト
- 名門一流大企業型 …… 戦略的な誤りを犯し、どう考えても採算の見込みのない事業や取引関係を整理したり見直したりすることができず、ズルズルと引っ張ってしまう
- 地元名門企業型 …… (創業家出身の経営幹部が)創業者のような苦労も修羅場も経験していないので、環境の変化に適切な対応がとれない
- 創業オーナー大企業型 …… 創業者が交代したり、力が衰えたりすると組織を方向づける力がなくなる
あとがき
まえがきは、冨山 和彦『会社は頭から腐る 企業再生の修羅場からの提言』 (PHP研究所、2013年)より。リスト冒頭の~型も同書より。「……」以下の説明は『衰退の法則』で同書を引用していた箇所からの引用です。
- タイトル: 会社は頭から腐る 企業再生の修羅場からの提言
- 著者: 冨山 和彦(著)
- 出版社: PHP研究所
- 出版日: 2013-09-04