投稿者: koji

  • 「重職心得箇条」の易しい訳

    まえがき

    江戸時代の陽明学者佐藤一斎がまとめた、マネジャー17の心得。小泉純一郎前首相が田中真紀子外相(当時)に渡したとして話題になりました。非常に平易に訳した本がありました。引用元情報などはあとがきに。

    リスト

    あとがき

    『誰でもわかる重職心得箇条―マネジメントの真髄十七箇条』の目次(紀伊國屋書店BookWeb)から引用しました(一部、誤字とおぼしき箇所を訂正しています)。

    「重職心得箇条」は様々な人が解説をしているようですので読んでみたいと思います。下記のリンクも勉強になりました。

    参考文献

    重職心得箇条
    佐藤一斎 – Wikipedia

    • スポーツマン精神の5か条+1

      まえがき

      『鬼塚喜八郎は、毎年新入社員を前にして、古代から近代へと引き継がれたスポーツマン精神の5か条を、いつも声高らかに読み上げていた。』
      鬼塚喜八郎氏は、スポーツシューズメーカー アシックスの創業者。

      リスト

      あとがき

      日本経済新聞(2007年11月22日)に掲載されていた広告より。検索してみると、アシックス社のホームページにほぼ同じ文章が掲載されていました([PDF]ころんだら、起きればよい。)。ご本人の筆になる文章ではありませんが、壮絶な人生が窺えます。

      アシックス社は昭和24年創業。終戦のわずか4年後に、なぜスポーツシューズのメーカーを興そうと考えたのか、興味が出てきました。鬼塚喜八郎氏には御著書も数冊あるようですので、読んでみたいと思います。

      • 読みもの記事の典型的な構成

        まえがき

        雑誌や新聞の読みもの記事には、定番の構成があります。

        リスト

        あとがき

        『「物語力」で人を動かせ!』より。本の内容を要約して添えました。

        この構成を時制でみると下記のようになります。

        • ティーザー 【現在】
        • ナットグラフ 【時制なし。敢えていえば現在】
        • ボディ 【過去 → 現在 (→将来展望)】
        • キッカー 【現在】

        現在 → 過去 → 現在 と進行する場合は「V字型」、ボディで将来まで語ってから現在に戻ってくる場合は「逆N字型」に構成せよ、との教えが印象的でした。

          参考文献

          ミニ書評@起-動線

        • 話す力を高める7つの問い

          まえがき

          「言いたいこと」を相手に伝えるために、この問いをこの順番で発してみよう。

          リスト

          あとがき

          『話すチカラをつくる本―この一冊で想いが通じる!』の目次から引用しました。

          この問いに呼応する形で、7つの「伝わる要件」が定義されています。たとえば1番目の問いに対しては「自分のメディア力を高める」という要件。

          問いのほうが分かりやすくて考えるきっかけになりますのでこちらを採用しました。

          薄い文庫本ですが、内容はなかなかに熱く濃かった。

          この本からの他のリスト

        • 失敗を成功に変えるゴールデン・クエスチョン

          まえがき

          『この問いによって、あなたはどんな状況からでも最大限の価値を引き出すことができるようになる。あなたの心を未来志向に保つことができるし、より早く学び、成長することができる。』

          リスト

          あとがき

          『「夢のリスト」で思いどおりの未来をつくる! 』より。

          失敗の分析というと「不適切だったこと」に目が行きがちですが、このリストは「適切だったこと(だけ)」を分析するように勧めていますね。ここに何か意味がありそうですがうまく解釈できず。

          この本からの他のリスト

        • 文章は「カンカラコモデケア」

          まえがき

          毎日新聞の記者が編み出した文章のコツとは。

          リスト

          あとがき

          偶然、ネットでこの不思議な言葉を見かけてしまいました。いろいろ検索した結果、「My Book My Life:「カンカラコモデケア」  山崎宗次氏 名文の極意」から編集・引用させていただきました。左記によれば、作者の山崎宗次氏(故人)は毎日新聞の記者とのこと。絶版ですが『カンカラ作文術』なる著作もあります。

          それにしてもすごい頭字語だ。長年(?)リストを見てきましたが、これほど豪快なのは無いぞ 😉 しかし内容はよいですね。テクニックよりも大事な心得がここにあります。

          • 最高の成果をあげるための5つの質問

            まえがき

            『あなたがたえず自問すべき五つの質問がある。焦点をしぼり、よりよい成果をあげるための一助となるものだ』

            リスト

            あとがき

            『「夢のリスト」で思いどおりの未来をつくる! 』より。
            「リスト」を含む書名を検索していて、こんな本を見つけてしまいました。

            自分が次にするべき行動をさまざまな視点から考えさせるリストで、仕事の優先順位を付けるときに役立ちそうです。ただし、これらの質問に答えるためにはそれなりの準備作業が必要。

            この本からの他のリスト

          • きれいな字を書く3つのルール

            まえがき

            『この技術は、中国古典の「きれいな字」を分析して発見したもの
            で、原則は次の3つだけです』

            リスト

            あとがき

            『六度法ノート富澤敏彦の「美しい字を書く技術」』より。リストのテキストはAmazonの商品紹介文(下のリンクを参照)からの引用です。まえがきは同じ著者による『簡単ルールできれいな字を書く』(600円と安価)から引用しました。
            リストの文章だけですとちょっと分かりづらいのですが、かなり納得感のあるルールです。『簡単ルールできれいな字を書く』の方は一部を読むことができます(PDFファイルへのリンク)ので、興味のある方は見てみてください。

              • 人に好かれる6原則(デール・カーネギー)

                まえがき

                一行要約「好かれるためには、好きになれ」

                リスト

                あとがき

                『人を動かす 新装版』より。テキストは「デール・カーネギー 人の心を開き、人を動かす方法|世界のビジネスプロフェッショナル 思想家編|ダイヤモンド・オンライン」から引用しました。

                原文を引用している記事がありました。和訳の良さが分かりますので、併せて引用します。

                1. Become genuinely interested in other people.
                2. Smile.
                3. Remember that a person’s name is to that person the sweetest and most important sound in any language.
                4. Be a good listener. Encourage others to talk about themselves.
                5. Talk in terms of the other person’s interests.
                6. Make the other person feel important – and do it sincerely.

                Six Ways to Make People Like You

                2はただ”Smile”であって「前向きに」とは書いてありませんが、著者の意を汲んで追加してくれたのでしょうか。

                また5は直訳すれば「相手の関心を話題にする」だけのところを、「自分ではなく」という修辞を施しています。

                • タイトル人を動かす 新装版
                • 著者: カーネギー, デール(著)、Carnegie, Dale(著)、博, 山口(著)
                • 出版社: 創元社
                • 出版日: 1999-10-31

                この本からの他のリスト

              • Ethical Will(個人的な遺言)に書くこと

                まえがき

                “Ethical Will”は、法的な遺言状とは別に書く個人的な遺言状のこと。
                形式や内容は自由ですが、例えばこんなことを書くようです。

                リスト

                あとがき

                Reintroducing The Ethical Will – Law Trends and News – ABA General Practice, Solo and Small Firm Division より。

                参考文献

                Ethical Will(個人的な遺言) – 起-動線