スポーツマン精神の5か条+1


まえがき

『鬼塚喜八郎は、毎年新入社員を前にして、古代から近代へと引き継がれたスポーツマン精神の5か条を、いつも声高らかに読み上げていた。』
鬼塚喜八郎氏は、スポーツシューズメーカー アシックスの創業者。

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  1. スポーツマンは、常にルールを守り、仲間に対して不信な行動をしない。
  2. スポーツマンは、礼儀を重んじ、フェアプレーの精神に徹し、いかなる相手もあなどらず、たじろかず、威張らず、不正を憎み、正々堂々と尋常に勝負する。
  3. スポーツマンは、絶えず自己のベストを尽くし、最後まで戦う。
  4. スポーツマンは、チームの一員として時には犠牲的精神を発揮し、チームが最高の勝利を得るために闘わなければならない。そこに信頼する良き友を得る。
  5. スポーツマンは、常に健康に留意し、絶えず練習の体験を積み重ね、人間能力の限界を拡大し、いついかなる時でもタイミング良く全力を発揮する習慣を養うことが必要である。
  6. スポーツマンは、ころんだら、起きればよい。失敗しても成功するまでやればよい。

あとがき

日本経済新聞(2007年11月22日)に掲載されていた広告より。検索してみると、アシックス社のホームページにほぼ同じ文章が掲載されていました([PDF]ころんだら、起きればよい。)。ご本人の筆になる文章ではありませんが、壮絶な人生が窺えます。

アシックス社は昭和24年創業。終戦のわずか4年後に、なぜスポーツシューズのメーカーを興そうと考えたのか、興味が出てきました。鬼塚喜八郎氏には御著書も数冊あるようですので、読んでみたいと思います。

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